Archive for 5月, 2015

ウラの玄関=勝手口

日本の伝統的な住まいは、「オモテ」と「ウラ」の空間に分かれていました。「ウラ」の空間は、家族のプライベート空間で、「オモテ」の空間は、来客のための空間で、立派な玄関や客間を設置します。
「ウラ」の空間には、台所があり、その出入口として、勝手口を設けることがありました。これは、家事の効率化のために作った出入り口ですが、それだけでなく、第二の玄関としての役目を持たせる場合もあります。

私の友人が住まいを新築した時、家族は夫婦と娘たち3人と御主人の母親の6人です。これだけの家族の靴や傘や日傘などとなると、かなりの量になります。そこで、玄関土間を広く取って、一部を間仕切りして、シューズインクロゼットを作りました。

3人の娘たちは、野外でスポーツをするのが好きで、分譲マンションに住んでいる時は、彼女たちが帰宅すると、玄関土間も玄関ホールも土や埃などで汚れてしまうことが多かったです。
ソフトボールの道具やバスケットボールなども玄関土間や玄関ホールへ置いていたので、玄関が狭くなり、汚れてしまっていました。

しかし、新居では、シューズインクロゼットを作ったので、玄関土間や玄関ホールは綺麗に保たれ、片付いています。しかし、問題はそれで解決しませんでした。
キッチンスペースからすぐ外に出て、家庭ゴミを分別し、一時保管したり、庭に出て、ガーディニングをしたりするのに、勝手口を作りましたが、その位置をもう少し考えれば良かったと思いました。

ビーグルを2匹飼い始めましたし、住まいの北側に、駐車スペースを設けましたので、勝手口を住まいの南側のキッチン内でなく、北側の水回りの側に作れば良かったと思いました。
玄関から住まいに入ると、ペット用のシンクのある洗面脱衣所までの廊下が汚れてしまいます。動線を考えた上で、勝手口の隣に、小さな納戸を作ることで、ゴミ袋や掃除道具だけでなく、リードや愛犬の服やドッグフードなども収納できるようにすれば良かったと思いました。